Beotope
e-Shisei Net
Webマガジン 身体の動き集 ダイエット 相談室 FAQ 無料素材集 ショッピング ブックス 居場所 会員登録 ログイン

  Webマガジンe-Shisei Now姿勢の話題>農作業時間の短縮で、農夫症の軽減を
ダウンロード_ネット・ダンシング
 農作業時間の短縮で、農夫症の軽減を

農業の大変さは、みなさんご存知の方が多いですよね。
私も南房総で田舎暮らしを始め、農家の方達とのコミュニケーションを楽しみながら里山散歩をしてましたが、お話を伺うにつけ、そのたいへんさがひしひしと感じられました。

田んぼや畑で働いている方々は、ほとんど、高齢の方々で、お元気そうでしたが、
若い方達に会うのは、まれでした。

お話を伺っても、なかなか、農業の跡継ぎ世代が育たないようで
この先を思うと、心配になってました。

また、長年農業をされたことからと思えますが、
農夫症と言われる姿勢をしてらっしゃる方が多く、
農業労働の苛酷さをその姿に見ると、
何とかもっと楽にならないことかと思っていました。
(農夫症:猫背で両膝が曲がった姿勢)

特に、お米作りはたいへんそうですが、お米作りの方法にも、種類があるようですね。

昨今、農業問題や食糧自給率に感心も高まり、個人・企業共に様々な試みが為されているようなので、農業労働を軽減する安心・安全な農法を調べてみました。

直まき式栽培法
(田植えを止め、田んぼに直接、種籾をまく)
全国平均の米づくり労働時間の20分の1を達成した農家
☆10俵どり 反収600kg
普通の農法は、460〜540kg
岩手県奥州市水沢区   及川さん
【キーポイント】
1.種籾を塩水選別
2.堆肥を通常の1.5〜2倍入れる。
3.田んぼは、作土表面を代かき
4.種籾を通常より2〜3割多く機械まき
5.除草剤は、2回にとどめる
(実験1986年)

不耕起穴まき栽培法 不耕起直播
(31年間一度も田んぼを耕さずに直まき栽培)
☆約10俵どり 反収590kg
生産コスト 全国平均の4割減
香川県丸亀市   永井さん
【キーポイント】
1.六月初め、雨が降った翌日50aの田んぼに昨年の稲の切り株の脇に
簡単な種まき器で穴を掘り種籾をまく
2.手でおがくずと豚糞でつくった堆肥で覆う
3.草が生えて来たら、田に水を入れ、あとは田植え栽培とかわらない

植干農法とキトサン・ジャンボタニシ農法のハイブリッド方式
無農薬・無除草剤の農業
(キトサンの種籾処理をし、田植え後、水を落とし、タニシを田に放ち、
田んぼの表面が乾いて小ヒビが入るくらいになったら再度水を入れる)
☆16俵どり   日本記録所持
京都府亀岡市  出口さん
【キーポイント】
1.「田植え後は、水をはらねばならない」というのは、古くからの農民の固定観念
2.水を落としたほうが、稲は根をしっかりはろうとする
3.水を張ったままだと、有機物が分解して、メタンガスや硫化水素など猛毒ガスがわき、生育環境が悪くなる
4.キトサン農法:カニ殻などを原料とするキトサンには、抗菌作用があり、キトサンの種籾処理で種が病害虫に強くなる。
5.ジャンボタニシ農法:タニシを田に放つと雑草だけを食べてくれる
何で、こんないい方法があったのに、何故あまり普及して来なかったのでしょう?

《参考文献》
 「日本人だけが知らない世界の100の常識 知ってはいけない?」
 船瀬  俊介 著   徳間書店